03.04.20:26
[PR]
04.20.23:17
突然のこと。
知り合いのおばあちゃんが亡くなった。
90歳越えているので、大往生と言えなくもない。
ただ、つい最近カットに来て「なかなかお迎えが来ないんだよねぇ……もう、足も腰もダメになって一人で歩くのも大変になったのに」と言っていて。
でもそれはここ数年毎回言ってることで、まぁまぁ、とか言いながらいつもみたいに聞き逃して。
じいさん(旦那さん)はもっと年上で、でも元気で車を乗り回してるんだけど、このじいさんが性格悪くて、ばあさんがいないと生きていけないくせに「ババはなかなか死なない」とか憎まれ口を言う。
性格の悪いジジと、いつもにこにこ優しいばあちゃんは、アタシが生まれたときからそばにいた。
というか、両親がここで暮らしていくのに、色々助けてもらったらしい。
仲人もやってくれたというから、かなりの仲だろう。
親父について行って、よくばあちゃんと話をした。
いつもホットミルクを入れてくれて、それがまた高そうなティーカップとソーサーのセットで出してくれる。
ばあちゃん達が絞ってわかしたミルク。
アタシはあんまりホットミルクは好きではなかったのだが(毎日1リットル飲んでいても、だ)、ばあちゃんのホットミルクはよく飲んだ。
本当に美味しかったから。
膜が張らないいい温度で、それがまた良かったに違いない。
今日、喪中のチラシを見て(そう……北国は喪中は新聞欄に載り、近隣にはチラシにして朝刊に折り込まれる。白地に黒の太枠。黒の明朝体……明朝体じゃないのか、あれ……いや、たぶん明朝……――――――まぁそんな感じの字体で亡くなった人の名前、無くなった時間、などが書かれて、いつ通夜・葬式・告別式をするかが書かれて、家族・親戚・友人などの名前が列挙しているわけですよ……無論、いろいろな陰謀が絡み合って、順番がどうとかって話にもなるようです。……結婚式とかスタッフロールのようですな!)、とりあえず驚いて「あぁ、でももう弱ってたし、入院もしたとか言ってたし。若干痴呆入り始めてたみたいだし……ある意味良かったのかな」なんて思いました。
驚くほど何も無くて、あぁ、そしたらその関係の人は今日か明日来るんだろうな、とか色々思って。
時計とカレンダー見比べてたんですけど。
今日の日記書き始めるときに、突然ホットミルクのことを思い出したら、突然スイッチ入ったらしくて、ぼたぼた涙があふれて驚いた。
もう二度とあれは飲めないんだなぁとか、亡くなる前にも何度か行ったけど、違う人が入れてくれたホットミルクはやっぱりあんまり好きじゃない味だったんだよなぁ、とか。
あぁ、なんて思った。
多分亡くなったと聞いた時、そのことに繋がらなかったんだと思う。
もう二度とあの声も、笑顔も、私の手をそっとつかんで「ごめんね、足悪くて」とか言うの、もう二度と無いと思うと、ガツンとくる。
感覚が麻痺してるって言うか、情報がどこかでデジタルに書き換えられて、無味無臭な無機質な何かに変わって伝わったんじゃないだろうか。
そしてそれを今更、昔のこと思い出してアナログで情報が伝わったら、こうしてザックリ切られた感じで。
49日の間、亡くなった人はあの世とこの世を行ったり来たりして定まらないらしい。
帰ってきても困ると思うので、今日だけにしておこうと思う。
記憶はデジタルの方がいい。
その方が亡くなった人も、心残り無くていいんじゃなかろうか。
いつまでも泣かれるよりか、覚えてるけどそれは記録、と言う方が、多分いい。
ま……アタシは忘れて欲しいタイプですけど……(笑)。
ソレとは全然関係なしに、パーマかけて毛先切りました。
なんつーか……カットする前は、間違いなく「実験失敗です、博士!」って感じでしたが、毛先を5センチぐらい落としたらかなり指通りもなめらかでいい感じ。
くりんくりんに強めにかけたので、かなり短くなった気がします(いや、5センチってのも結構多く切ったか……)。
枝毛びっちりの毛先とおさらばできて気分爽快。
でも、多分これからパカパカ開くんだろうなぁ……。
痛んでることには違いないし。
こんなに手入れしているのに、なぜこんなに枝毛ができる……っ。
自信なくすわー……。
まぁ、染めたりかけたりしなければいいってだけなんですけど(そんなことは分かってる……)。
90歳越えているので、大往生と言えなくもない。
ただ、つい最近カットに来て「なかなかお迎えが来ないんだよねぇ……もう、足も腰もダメになって一人で歩くのも大変になったのに」と言っていて。
でもそれはここ数年毎回言ってることで、まぁまぁ、とか言いながらいつもみたいに聞き逃して。
じいさん(旦那さん)はもっと年上で、でも元気で車を乗り回してるんだけど、このじいさんが性格悪くて、ばあさんがいないと生きていけないくせに「ババはなかなか死なない」とか憎まれ口を言う。
性格の悪いジジと、いつもにこにこ優しいばあちゃんは、アタシが生まれたときからそばにいた。
というか、両親がここで暮らしていくのに、色々助けてもらったらしい。
仲人もやってくれたというから、かなりの仲だろう。
親父について行って、よくばあちゃんと話をした。
いつもホットミルクを入れてくれて、それがまた高そうなティーカップとソーサーのセットで出してくれる。
ばあちゃん達が絞ってわかしたミルク。
アタシはあんまりホットミルクは好きではなかったのだが(毎日1リットル飲んでいても、だ)、ばあちゃんのホットミルクはよく飲んだ。
本当に美味しかったから。
膜が張らないいい温度で、それがまた良かったに違いない。
今日、喪中のチラシを見て(そう……北国は喪中は新聞欄に載り、近隣にはチラシにして朝刊に折り込まれる。白地に黒の太枠。黒の明朝体……明朝体じゃないのか、あれ……いや、たぶん明朝……――――――まぁそんな感じの字体で亡くなった人の名前、無くなった時間、などが書かれて、いつ通夜・葬式・告別式をするかが書かれて、家族・親戚・友人などの名前が列挙しているわけですよ……無論、いろいろな陰謀が絡み合って、順番がどうとかって話にもなるようです。……結婚式とかスタッフロールのようですな!)、とりあえず驚いて「あぁ、でももう弱ってたし、入院もしたとか言ってたし。若干痴呆入り始めてたみたいだし……ある意味良かったのかな」なんて思いました。
驚くほど何も無くて、あぁ、そしたらその関係の人は今日か明日来るんだろうな、とか色々思って。
時計とカレンダー見比べてたんですけど。
今日の日記書き始めるときに、突然ホットミルクのことを思い出したら、突然スイッチ入ったらしくて、ぼたぼた涙があふれて驚いた。
もう二度とあれは飲めないんだなぁとか、亡くなる前にも何度か行ったけど、違う人が入れてくれたホットミルクはやっぱりあんまり好きじゃない味だったんだよなぁ、とか。
あぁ、なんて思った。
多分亡くなったと聞いた時、そのことに繋がらなかったんだと思う。
もう二度とあの声も、笑顔も、私の手をそっとつかんで「ごめんね、足悪くて」とか言うの、もう二度と無いと思うと、ガツンとくる。
感覚が麻痺してるって言うか、情報がどこかでデジタルに書き換えられて、無味無臭な無機質な何かに変わって伝わったんじゃないだろうか。
そしてそれを今更、昔のこと思い出してアナログで情報が伝わったら、こうしてザックリ切られた感じで。
49日の間、亡くなった人はあの世とこの世を行ったり来たりして定まらないらしい。
帰ってきても困ると思うので、今日だけにしておこうと思う。
記憶はデジタルの方がいい。
その方が亡くなった人も、心残り無くていいんじゃなかろうか。
いつまでも泣かれるよりか、覚えてるけどそれは記録、と言う方が、多分いい。
ま……アタシは忘れて欲しいタイプですけど……(笑)。
ソレとは全然関係なしに、パーマかけて毛先切りました。
なんつーか……カットする前は、間違いなく「実験失敗です、博士!」って感じでしたが、毛先を5センチぐらい落としたらかなり指通りもなめらかでいい感じ。
くりんくりんに強めにかけたので、かなり短くなった気がします(いや、5センチってのも結構多く切ったか……)。
枝毛びっちりの毛先とおさらばできて気分爽快。
でも、多分これからパカパカ開くんだろうなぁ……。
痛んでることには違いないし。
こんなに手入れしているのに、なぜこんなに枝毛ができる……っ。
自信なくすわー……。
まぁ、染めたりかけたりしなければいいってだけなんですけど(そんなことは分かってる……)。
PR
- トラックバックURLはこちら