07.29.02:33
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09.14.23:59
33歳と39歳の攻防。
にゃんこの前歯は、現在根の治療中の物があります。
以前、仮封が取れて今までの治療がパーになってしまったことのある歯です。
最近ようやく調子が良くなってきて、完全に痛みが無くなったら最終的な薬を詰める、という段階まで来てます。
しかしお互い忙しいのでなかなか治療は継続して出来ません。
というのがコレまでの経緯。
にゃんこは今週・来週は、受付の仕事がありません。
「にー。今日は遅くまでかかりそう?」
「……なんで?」
「あのね、あの歯の仮封が……」
と言ったところで兄は「あーあーあーあー」と言いながら両耳をパタパタさせて塞いでます。
きこえませーん、みたいな。
「か・ふ・う・がっ!!」
「だってにーちゃん、今週、大変なことがあるんだもん! 大変なんだもん! 練習に行かないと、全然ダメなんだもんっっ!!」
16日……兄は、ゴルフコンペに呼ばれていて、出場するらしいです。
いい成績を残すために、打ちっ放しに行きたいらしい。
「にーが大会でビリだって、アタシは何にも悲しくも痛くも痒くもないわいっ! 歯の仮封が取れたら大変だもんっ!」
「にーちゃんだって、オマエの仮封が取れたって、痛くも痒くもないもんっ!」
「前、仮封取れた時、にーちゃん、今までの労力が水の泡だー! 何で早く言わないーって怒ったじゃんっ!!」
言うと「あーあーあーあーあー」とまた両手で耳をパタパタ。
「きーこーえーまーせーーーーーんっ」
「もう髪洗ってあげないんだからー!」
「いいもーん、大して困らないもーん」
「もうご飯作ってあげないんだからー!!」
むー、という顔をしてこっちを睨んで、かくんと項垂れた。
「ちっ……じゃあ打ちっ放し行った後にやるから、それでいい?」
「ウン」
と言うわけで、治療行って帰ってきました。
ここ読んでる10代の子とか20代前半の子とかね。
30過ぎた大人なんて、こんなもんよ……。
さしてかわりはしないんですよ(失礼だな……ちゃんとした大人だっているよ……)。
ジョーカー最終回、見ました、ナマで。
はー……思った通りだったけど、公式HPで書いてあったのが「犯人が誰であるか、が問題なのではなく、犯人がどうしてソレをして現在こうなったか、を見て感じて考えて欲しい。あくまでテーマは「悪とは、正義とは、何か」なのです」みたいなことで、確かに、はー……と思いました。
正義ねぇ。
正義とは、常に自分がそれを信じ、そうであると相手に思わせなければならない。
と、とあるマンガの天使様が言っておられました……ルシフェル様ですが(どのマンガのルシフェルかによって、全然印象違うね)。
悪は、人がそうであると思い認めれば、悪だそうな。
それに対し、正義とは、人それぞれによって認識が変わるので、貴方にとってソレが正義であるというのを、常に説明し明確にし、現し続けなければならない、という事で。
私はその言葉の意味を「普通」という言葉にも当てはまるのではないか、と思ったりします。
普通。
それは、その人の、その環境の、その瞬間の、その過去の、全てが合わさって、「普通」という認識が生まれるのです。
なので、一般常識というのが普通であるというのはただの平均値です。
金持ちが多く存在する街で、みんなが50インチ以上の3Dテレビを持っていたとする。
たとえば……100人の街で90人が。
となればその街にとっての一般常識は、テレビと言えば50インチ以上の3Dテレビをさす、と言うことになると思いますが、それが今現在の日本で一般常識なのか、というとそうではないわけで。
それは例え話じゃない? と言われると思いますが、これは極端な例です。
ではたとえ話ではなく、今現在そうである事例を出しましょうか。
ケンミンショーでやっていた事ですが、某県の某市では朝ラーメンが当たり前で、ラーメン屋は朝早くから開店しており、7時開店など結構当たり前だそうな。
そしてソコに並んでも食べるというのは、変わったことではない、というよりもよく目にする光景。
他県にしてみれば「えっ」という気になります。
この某県にしてみれば「一般常識」「当たり前」「普通」となり、それが平均値です。
では、他県はどうかと言えば、朝ラーメン屋が開いているのは、多分無い。
まぁ……札幌ススキノなら、早朝……というより深夜回転しているラーメン屋はあります。
はい、コレが平均値でございます。
普通という定義の曖昧さがお分かりになるでしょうか。
だから、出来れば「普通」ってあんま使わない方が良いのかなぁ、と思ったりしますが、コレがつい出るんだな……。
貴方にとっての普通は私にとっての普通ではないかもしれない。
それを思い出す、悪と正義の話でした。
レベルちゃうやんけ、と言われそうですが……。
昔、親・兄弟・子供が殺された時、仇討ちという名の下に、人を殺して良い、という許可が下りたそうな。
ようは復讐。
今では考えられませんね。
御上が、人殺しを許すのですから。
今は復讐はれっきとした犯罪となります。
それが「普通」なのです。
でもねぇ……感情があるんですわ、誰しも。
大切な物を失って、その罪を償わせるから、その怒りを抑え込め、と言われても……難しいよね。
しかも自分の望む刑に処されない、なんてことになったらね……ホント、あの妻と子供を殺された男性の「そりゃそうだ」と思った一言もある。
「未成年だからって理由で極刑にならないのならば、今すぐ無罪で出してください。私がこの手で断罪させます」
責任の取り方は色々ある。
未成年は親が責任を負うようになっているけれど、こういう裁判は、両親が肩代わりすることはない。
未成年だから、心神喪失だから、って言われたら……責任は何処にあるの、と思う。
人の物を壊したら、親が頭に手を置いて無理矢理でも頭下げさせて謝らせたものですが……親が自ら手で断頭台まで連れていって、首をかしげ板に押しつける真似は……出来るのだろうか。
謝る責任、謝らせる責任、が親子にはあるけれど、大きくなった子供がした罪の場合、親の謝らせる責任は、何処にいっちゃうんだろう。
そう……思うのでした。
脱線しちゃったな、今日の話は。
以前、仮封が取れて今までの治療がパーになってしまったことのある歯です。
最近ようやく調子が良くなってきて、完全に痛みが無くなったら最終的な薬を詰める、という段階まで来てます。
しかしお互い忙しいのでなかなか治療は継続して出来ません。
というのがコレまでの経緯。
にゃんこは今週・来週は、受付の仕事がありません。
「にー。今日は遅くまでかかりそう?」
「……なんで?」
「あのね、あの歯の仮封が……」
と言ったところで兄は「あーあーあーあー」と言いながら両耳をパタパタさせて塞いでます。
きこえませーん、みたいな。
「か・ふ・う・がっ!!」
「だってにーちゃん、今週、大変なことがあるんだもん! 大変なんだもん! 練習に行かないと、全然ダメなんだもんっっ!!」
16日……兄は、ゴルフコンペに呼ばれていて、出場するらしいです。
いい成績を残すために、打ちっ放しに行きたいらしい。
「にーが大会でビリだって、アタシは何にも悲しくも痛くも痒くもないわいっ! 歯の仮封が取れたら大変だもんっ!」
「にーちゃんだって、オマエの仮封が取れたって、痛くも痒くもないもんっ!」
「前、仮封取れた時、にーちゃん、今までの労力が水の泡だー! 何で早く言わないーって怒ったじゃんっ!!」
言うと「あーあーあーあーあー」とまた両手で耳をパタパタ。
「きーこーえーまーせーーーーーんっ」
「もう髪洗ってあげないんだからー!」
「いいもーん、大して困らないもーん」
「もうご飯作ってあげないんだからー!!」
むー、という顔をしてこっちを睨んで、かくんと項垂れた。
「ちっ……じゃあ打ちっ放し行った後にやるから、それでいい?」
「ウン」
と言うわけで、治療行って帰ってきました。
ここ読んでる10代の子とか20代前半の子とかね。
30過ぎた大人なんて、こんなもんよ……。
さしてかわりはしないんですよ(失礼だな……ちゃんとした大人だっているよ……)。
ジョーカー最終回、見ました、ナマで。
はー……思った通りだったけど、公式HPで書いてあったのが「犯人が誰であるか、が問題なのではなく、犯人がどうしてソレをして現在こうなったか、を見て感じて考えて欲しい。あくまでテーマは「悪とは、正義とは、何か」なのです」みたいなことで、確かに、はー……と思いました。
正義ねぇ。
正義とは、常に自分がそれを信じ、そうであると相手に思わせなければならない。
と、とあるマンガの天使様が言っておられました……ルシフェル様ですが(どのマンガのルシフェルかによって、全然印象違うね)。
悪は、人がそうであると思い認めれば、悪だそうな。
それに対し、正義とは、人それぞれによって認識が変わるので、貴方にとってソレが正義であるというのを、常に説明し明確にし、現し続けなければならない、という事で。
私はその言葉の意味を「普通」という言葉にも当てはまるのではないか、と思ったりします。
普通。
それは、その人の、その環境の、その瞬間の、その過去の、全てが合わさって、「普通」という認識が生まれるのです。
なので、一般常識というのが普通であるというのはただの平均値です。
金持ちが多く存在する街で、みんなが50インチ以上の3Dテレビを持っていたとする。
たとえば……100人の街で90人が。
となればその街にとっての一般常識は、テレビと言えば50インチ以上の3Dテレビをさす、と言うことになると思いますが、それが今現在の日本で一般常識なのか、というとそうではないわけで。
それは例え話じゃない? と言われると思いますが、これは極端な例です。
ではたとえ話ではなく、今現在そうである事例を出しましょうか。
ケンミンショーでやっていた事ですが、某県の某市では朝ラーメンが当たり前で、ラーメン屋は朝早くから開店しており、7時開店など結構当たり前だそうな。
そしてソコに並んでも食べるというのは、変わったことではない、というよりもよく目にする光景。
他県にしてみれば「えっ」という気になります。
この某県にしてみれば「一般常識」「当たり前」「普通」となり、それが平均値です。
では、他県はどうかと言えば、朝ラーメン屋が開いているのは、多分無い。
まぁ……札幌ススキノなら、早朝……というより深夜回転しているラーメン屋はあります。
はい、コレが平均値でございます。
普通という定義の曖昧さがお分かりになるでしょうか。
だから、出来れば「普通」ってあんま使わない方が良いのかなぁ、と思ったりしますが、コレがつい出るんだな……。
貴方にとっての普通は私にとっての普通ではないかもしれない。
それを思い出す、悪と正義の話でした。
レベルちゃうやんけ、と言われそうですが……。
昔、親・兄弟・子供が殺された時、仇討ちという名の下に、人を殺して良い、という許可が下りたそうな。
ようは復讐。
今では考えられませんね。
御上が、人殺しを許すのですから。
今は復讐はれっきとした犯罪となります。
それが「普通」なのです。
でもねぇ……感情があるんですわ、誰しも。
大切な物を失って、その罪を償わせるから、その怒りを抑え込め、と言われても……難しいよね。
しかも自分の望む刑に処されない、なんてことになったらね……ホント、あの妻と子供を殺された男性の「そりゃそうだ」と思った一言もある。
「未成年だからって理由で極刑にならないのならば、今すぐ無罪で出してください。私がこの手で断罪させます」
責任の取り方は色々ある。
未成年は親が責任を負うようになっているけれど、こういう裁判は、両親が肩代わりすることはない。
未成年だから、心神喪失だから、って言われたら……責任は何処にあるの、と思う。
人の物を壊したら、親が頭に手を置いて無理矢理でも頭下げさせて謝らせたものですが……親が自ら手で断頭台まで連れていって、首をかしげ板に押しつける真似は……出来るのだろうか。
謝る責任、謝らせる責任、が親子にはあるけれど、大きくなった子供がした罪の場合、親の謝らせる責任は、何処にいっちゃうんだろう。
そう……思うのでした。
脱線しちゃったな、今日の話は。
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