ぐちぐち日記。

• 05/06/21:07

　兄が隣町で学会（と言う名の飲み会。だって、居酒屋（ちょっと料亭風）なんだもん、集合場所。でも一応学会だから、プリント持っていった……１枚……）に行くから送っていってと言うので、渋々送っていった。
　行くとき、現地はちょっと吹雪っぽくなってきていて、嫌な感じー、と思っていたらば、途中からさっぱり晴れた。
　あーよかった、と思いつつ、帰りに頼まれた物と、本屋で花ゆめ買って外に出たら……どこどこ降ってきた。
　……やーな感じ、と思いつつ、走ること３分。
　これはヤバイ、と感じつつも……帰らないわけにはいかないので走る。
　雪は勢いを増し、幸いなのか不幸なのか、風かそんなに無いため、走っていると雪がこちらに向かってくる感じで焦点を奪われる感じで前が見えない（どうしても雪に目が行くので、顔を背けたくなるのですよ。こう、自分に向かって雪が吹き付けてくる、と思って貰えれば分かるかしら）。
　夜なんで暗い関係、ライトをハイビームにしたいんですが、ハイビーム（遠目ってやつですな）にすると、余計見えない。
　それもそのはず。
　雪は色んな物を吸収して、光の場合は反射します。
　三日月の夜でも、ちょっと雪が降れば、恐ろしいほど明るいんですよ……満月の夜を越えるぐらい。
　音は吸収して離さないので、気持ち悪いぐらい静寂ですけどね。
　で、眩しいので、常にロー。
　すると……あの道路脇がここまでですよ、って教えてくれる矢印がどうにも見えない（多分……北国だけですか、あの表示……ある？　あると説明しなくても良いんだけど）。
　距離が半分超えてくれれば、ピカピカ光るんだけど……まいったな……と思いつつ目を細めて運転。
　あー……兄の車で来なくてよかった。
　こっちでも良いぞ、って言われたんだけど、車高が低いから、冬道怖いの。
　ＦＲだし、普通に踏んでて１００ｋｍ／ｈまで一気に加速するような車なんぞ、冬に乗れるかバカヤロウ。
　しかし、雪はどんどん、どんどん……激しくなって……。
　ヤバイ……マジで見えない。
　バックミラー見ると、おいてかないでぇ～、という感じで後ろを懸命について来る車のライトが見える。
　止まったら追突される可能性大。
　つか……止まったら動けなくなる危険性もあるぐらい積もってきた。
　これは……もう、切れそうな吊り橋走って渡るベ！　な心境。
　走ったら危ないけれど、歩いたら間違いなく渡りきる前に切れます、てな吊り橋を走る。
　舌打ちしつつ、加速（とはいっても４０まで落ちていたから６０に上げた感じ）。
　対向車がかなり来るのがまた恐ろしい。
　眩しいし（ライトが反射するから。そして雪が余計見えて視界真っ白だから）、通り過ぎると雪煙で本当に見えなくなるんだわ。
　風が無いからその雪煙もなかなか飛んだり沈んだりして、落ち着いてくれない。
　一人なのにでかい声で毒づきましたよ、アタクシ。
「オマエ乗せた帰りは、ホントロクな天気にならねぇ！」
　半ギレ。
　初めて乗せたのは免許取って１週間、帰りとんでもない吹雪で３時間泣きながら（涙は流れないですけど。かなり心が折れて号泣状態だった。ガクブルですよ）走り、確かその後も吹雪に見舞われた。
　夏は夏で台風の中走るような感じで、ワイパーきかないぐらいのバケツ雨に鳴り止まない雷。
　ホント……オマエ乗せると、ロクな天気にならねぇ！
　立証されました……。
　しかし、今日はお嬢がピアノ教室の日。
　丁度行ってるとき（送って行ってるまだ天気が良いとき）に電話がかかってきて、兄が「やんでるよー」と言っていたが、その３０分もしない後に猛吹雪……行った……んだろうな、車が無かったから。
　うちの町入った途端、止んだから驚いた。
　ピターッと。
　どうやらずっと降ってなかったらしい。
　……そのつもりで出たら、走って１０分立たずに猛吹雪に見舞われて、半泣きだっただろう。
　……。
　オマエのせいでもあるのか、アホ子！（あの人が出かけると天気が悪くなります）
　とばっちりだ……とばっちりだ、今日の天気は……べそべそ……。
　久しぶりに怖かった。
　去年の年末、知ってる人が同じ道路で（どこかは分からないけれど、２０分の行程のどっかは間違いない）ダンプと正面衝突して、出血多量で無くなってるから（どうやら即死では無かったらしい……それが、一番悲しいと思った）、それがどーしてもよぎる。
　明日は晴れてくんないかなぁ。
　明日も悪いとはいっていたけど。
　……天気悪いと憂鬱になるね……別の意味で……（死ぬもんな……最悪）。

[0回]

• 02/23/23:59
• つれづれな話。
• コメント：0