03.04.20:06
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08.11.23:59
終わった……。の件。
輝夜姫を全部読み終わってしまった。
ラストの持って行き方があまりに「え……?」って感じで(というか、これは本人も仰ってましたが、あえて不親切な展開・説明にしているのだそうです。日本のドラマのように何処から見ても分かるように注釈とか説明とか、事細かな解説は一切入れず、アメリカのホームドラマのように、1回、1シーン見逃しただけで「えっ、何でそうなった?」みたいに分かんなくなるほど、説明を極力抜いて展開を早くしたり、行間を個々で読んでくれ的演出が成されているように、あえてしている、とのこと。しかもハッピーエンドはつまんなくて好きじゃない、という衝撃発言もあった……こえぇ……その言い切り……)。
そんな、外角低め、ギリギリストライク、みたいなエンディングは抉られたわ……。
審判によっては、ボール球ですよ、今、的な最後だった。
つーか……普通はあそこでもっと引っ張るでしょ、そんなおいしい箇所! て所が余りに淡泊で。
ページ数が足りなかったのか? みたいな演出にも見えるぐらい、淡々としてます。
情緒を重んじる、というか、それを重視している人なら、そこだけで2話ぐらい引っ張っても良いぐらいの勢いですよ。
つか、引っ張れる。
エンディングとそれに向かう前話は、書く人によっては、5話以上になる。
最終巻14巻は、文庫だから1冊で、単行本なら2冊分ですが……ホントに2冊分で良いのか、ってぐらいの濃さ。
溜り醤油ですよ。
奴らはどうやって助かったんだ? みたいな所が(絶対感動的な展開を作れる土台はそこに在る)、1ページもなく「とりあえず、助かった。だから今、ここにいるんですけど?」的な説明(とは言えないな……あれ)が、1コマに凝縮してました。
あのね……ちょっとネタバレするよ。
宇宙船に乗っていて、敵の陰謀によって爆破されちゃうのね。
クルーの中に、脇役ながら主人公クラスのが二人居て、一人、仮にMとしようか。
Mは別の船に乗ってるヒロインが好きで、もう一人、Sはヒロインが好きなんだけど、それ以上にその一人を好きになってしまった(関係的にはBLだな)のね。
で、爆破されたのとか、ヒロイン連れ去られたってことで、Mは宇宙を自力で泳いででも行く! って船外に出ようとするわけ。
それを、その一人が好きなSが止めるんだけど、愛してるだの言われて、仲間としか思ってなかったから、気持ち悪くて仕方が無い。
というか、裏切られた気分が強いのね。
で、何とか引き留めようとSが近づくと「くるんじゃねぇよ!」と怒るんだけど、そこで第2の爆破。
宇宙に投げ出されるMをSが抱き留めて爆破からガートするんだけど、それのせいで、Sの宇宙服が破損するわけ。
二人とも、宇宙にぽいーんと投げ出されて、一人気を失って宇宙服破損。
絶体絶命の所で、ヒロイン側に視点が変更。
そのままヒロインで進んで、こっちも絶体絶命になって、登場するのが、謎の人(後で分かるけど、Mだった)。
……。
どうやって助かったんだ、アンタ!
Sはどっかのベッドに横たわってるが……何処だ、それ、そんな部屋が宇宙船に……つーか、無重力、どこ行った!
重力は機械制御されてまーす、と部分部分で説明(というか、分かれ、的なマシンの映像)。
ようやく意識を取り戻すS。
生きてたよ……って、どうやって生き延びたのかの説明一切無し、ここまで。
Sに話しかけるMの会話で、どうやって助かったのかが4ページぐらいで語られるんだけど「おまえ、体が丈夫で良かったな。とりあえず五体満足だぞ」で終了ですよ。
エッ……そこはもっとひっはっても良いんじゃ無いの? とアタシは思う。
でもこの淡泊さが、清水さん。
それまで色々引っ張ったり転がしたんだから、最後は、崖を突き落とされて終わると早くて良いよね、みたいな感じがします。
いや……やきもきしなくて良いけど……(笑)。
やっぱり他も読みたいなぁ……集めちゃうかなぁ。
清水さん曰く、この前にやっていて作品の方が色々、思い入れがあるみたい(いや、輝夜姫も十分、思い入れがあると思いますが(長いし)、ターニングポイントみたいな、強く自分を変えたのは、その前の作品達らしいので)。
読み終わったのも切ないのに……終わったよ……AGAIN。
あっちも「なんだと!?」な終わりで、最後にイニシアチブ取られた感じでした。
いやね、最初は「ほうほう」という感じなんだけど、ある程度たつと、もう分かっちゃうのよ、展開が。
でも見せ方が面白いから「やっぱりね」と思いつつ、追いかけちゃう。
だから、先々を自分が先導している気がしながらやってるんだけど、最後の最後……騙されたわけじゃなくって、そういうのもあるだろうと分かっていたはずなのに、サクッ、と入れられて「……ぞ、続編出ないんですかっっ!?」的な感じがしました。
若干、Doubtな感じ。
ま、Doubtは「あり得ない! こんな最後、今までで一番、後味悪ぃ! 認めるけど、認めたくねぇ!」って最後でしたからね……最終巻が出てから読み始めて良かった。
あれ、1巻1巻、待ってから読んでいたら……最終巻読み終わったら、床にたたきつけていたかも知らん……(夢オチじゃないですよ。それはそれで、あ、そう、て思うだけだから)。
なんとなく、Judgeも買ってるんですが、それがあるために読めない……。
またしても、そんな展開だったらと思うと……。
ま、そんなこんなで……AGAINも終わっちゃって、なんかもう、明日から腑抜けになりそうな雰囲気です。
あ、でも、今日は、パウンドケーキ……つか、カルトカール作ったよ。
思い切って、強力粉で作ってみた。
ちょっと弾力あるけど(容赦なく混ぜたからな……←粉の半量加えてから、ふるってないとを思い出して、ぎゃーと思いつつ混ぜたから。残る半量はふるいながら入れた)。
キメはビックリするほど細かい。
焼き色とかも、今まで作った中で一番綺麗かも知らん。
ちょっと、本に出てくるカルトカールっぽい。
今までは、やっぱりうちのオーブンのクセのせいで、こう、真ん中の割れ目までこんがりするぐらい焼かないと火が通ってくれなかったんだけど(低温でも。高温だと目も当てられないし)、今回は割れ目が白くて綺麗!
わーい。
強力粉、スゲー。
シフォンはダメなのかなぁ、やっぱり。
明日はバナナシフォンを2台作りますよ。
それで……いいかな……。
カルトカールは、ブランデーケーキにしようかと思ったんだけど、綺麗な焼き色だったから勿体なくなって、そのままにすることに。
ただ……フツーの有塩バターを使ったので、塩気が強い(卵は別立てにしたんだけど、アタシはメレンゲ作るとき、必ずひとつまみの塩を入れるのでそのせいも多分ある)。
……ま、いっかぁ。
嫌なら食うな(出た、俺様)。
さ、今日は早く寝るぞ!
って、もう2時過ぎかよ……(進歩はしない)。
ラストの持って行き方があまりに「え……?」って感じで(というか、これは本人も仰ってましたが、あえて不親切な展開・説明にしているのだそうです。日本のドラマのように何処から見ても分かるように注釈とか説明とか、事細かな解説は一切入れず、アメリカのホームドラマのように、1回、1シーン見逃しただけで「えっ、何でそうなった?」みたいに分かんなくなるほど、説明を極力抜いて展開を早くしたり、行間を個々で読んでくれ的演出が成されているように、あえてしている、とのこと。しかもハッピーエンドはつまんなくて好きじゃない、という衝撃発言もあった……こえぇ……その言い切り……)。
そんな、外角低め、ギリギリストライク、みたいなエンディングは抉られたわ……。
審判によっては、ボール球ですよ、今、的な最後だった。
つーか……普通はあそこでもっと引っ張るでしょ、そんなおいしい箇所! て所が余りに淡泊で。
ページ数が足りなかったのか? みたいな演出にも見えるぐらい、淡々としてます。
情緒を重んじる、というか、それを重視している人なら、そこだけで2話ぐらい引っ張っても良いぐらいの勢いですよ。
つか、引っ張れる。
エンディングとそれに向かう前話は、書く人によっては、5話以上になる。
最終巻14巻は、文庫だから1冊で、単行本なら2冊分ですが……ホントに2冊分で良いのか、ってぐらいの濃さ。
溜り醤油ですよ。
奴らはどうやって助かったんだ? みたいな所が(絶対感動的な展開を作れる土台はそこに在る)、1ページもなく「とりあえず、助かった。だから今、ここにいるんですけど?」的な説明(とは言えないな……あれ)が、1コマに凝縮してました。
あのね……ちょっとネタバレするよ。
宇宙船に乗っていて、敵の陰謀によって爆破されちゃうのね。
クルーの中に、脇役ながら主人公クラスのが二人居て、一人、仮にMとしようか。
Mは別の船に乗ってるヒロインが好きで、もう一人、Sはヒロインが好きなんだけど、それ以上にその一人を好きになってしまった(関係的にはBLだな)のね。
で、爆破されたのとか、ヒロイン連れ去られたってことで、Mは宇宙を自力で泳いででも行く! って船外に出ようとするわけ。
それを、その一人が好きなSが止めるんだけど、愛してるだの言われて、仲間としか思ってなかったから、気持ち悪くて仕方が無い。
というか、裏切られた気分が強いのね。
で、何とか引き留めようとSが近づくと「くるんじゃねぇよ!」と怒るんだけど、そこで第2の爆破。
宇宙に投げ出されるMをSが抱き留めて爆破からガートするんだけど、それのせいで、Sの宇宙服が破損するわけ。
二人とも、宇宙にぽいーんと投げ出されて、一人気を失って宇宙服破損。
絶体絶命の所で、ヒロイン側に視点が変更。
そのままヒロインで進んで、こっちも絶体絶命になって、登場するのが、謎の人(後で分かるけど、Mだった)。
……。
どうやって助かったんだ、アンタ!
Sはどっかのベッドに横たわってるが……何処だ、それ、そんな部屋が宇宙船に……つーか、無重力、どこ行った!
重力は機械制御されてまーす、と部分部分で説明(というか、分かれ、的なマシンの映像)。
ようやく意識を取り戻すS。
生きてたよ……って、どうやって生き延びたのかの説明一切無し、ここまで。
Sに話しかけるMの会話で、どうやって助かったのかが4ページぐらいで語られるんだけど「おまえ、体が丈夫で良かったな。とりあえず五体満足だぞ」で終了ですよ。
エッ……そこはもっとひっはっても良いんじゃ無いの? とアタシは思う。
でもこの淡泊さが、清水さん。
それまで色々引っ張ったり転がしたんだから、最後は、崖を突き落とされて終わると早くて良いよね、みたいな感じがします。
いや……やきもきしなくて良いけど……(笑)。
やっぱり他も読みたいなぁ……集めちゃうかなぁ。
清水さん曰く、この前にやっていて作品の方が色々、思い入れがあるみたい(いや、輝夜姫も十分、思い入れがあると思いますが(長いし)、ターニングポイントみたいな、強く自分を変えたのは、その前の作品達らしいので)。
読み終わったのも切ないのに……終わったよ……AGAIN。
あっちも「なんだと!?」な終わりで、最後にイニシアチブ取られた感じでした。
いやね、最初は「ほうほう」という感じなんだけど、ある程度たつと、もう分かっちゃうのよ、展開が。
でも見せ方が面白いから「やっぱりね」と思いつつ、追いかけちゃう。
だから、先々を自分が先導している気がしながらやってるんだけど、最後の最後……騙されたわけじゃなくって、そういうのもあるだろうと分かっていたはずなのに、サクッ、と入れられて「……ぞ、続編出ないんですかっっ!?」的な感じがしました。
若干、Doubtな感じ。
ま、Doubtは「あり得ない! こんな最後、今までで一番、後味悪ぃ! 認めるけど、認めたくねぇ!」って最後でしたからね……最終巻が出てから読み始めて良かった。
あれ、1巻1巻、待ってから読んでいたら……最終巻読み終わったら、床にたたきつけていたかも知らん……(夢オチじゃないですよ。それはそれで、あ、そう、て思うだけだから)。
なんとなく、Judgeも買ってるんですが、それがあるために読めない……。
またしても、そんな展開だったらと思うと……。
ま、そんなこんなで……AGAINも終わっちゃって、なんかもう、明日から腑抜けになりそうな雰囲気です。
あ、でも、今日は、パウンドケーキ……つか、カルトカール作ったよ。
思い切って、強力粉で作ってみた。
ちょっと弾力あるけど(容赦なく混ぜたからな……←粉の半量加えてから、ふるってないとを思い出して、ぎゃーと思いつつ混ぜたから。残る半量はふるいながら入れた)。
キメはビックリするほど細かい。
焼き色とかも、今まで作った中で一番綺麗かも知らん。
ちょっと、本に出てくるカルトカールっぽい。
今までは、やっぱりうちのオーブンのクセのせいで、こう、真ん中の割れ目までこんがりするぐらい焼かないと火が通ってくれなかったんだけど(低温でも。高温だと目も当てられないし)、今回は割れ目が白くて綺麗!
わーい。
強力粉、スゲー。
シフォンはダメなのかなぁ、やっぱり。
明日はバナナシフォンを2台作りますよ。
それで……いいかな……。
カルトカールは、ブランデーケーキにしようかと思ったんだけど、綺麗な焼き色だったから勿体なくなって、そのままにすることに。
ただ……フツーの有塩バターを使ったので、塩気が強い(卵は別立てにしたんだけど、アタシはメレンゲ作るとき、必ずひとつまみの塩を入れるのでそのせいも多分ある)。
……ま、いっかぁ。
嫌なら食うな(出た、俺様)。
さ、今日は早く寝るぞ!
って、もう2時過ぎかよ……(進歩はしない)。
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