04.29.02:19
[PR]
07.23.23:59
魔力。
実は昨日からお祭りで、今日本祭り。
午後から受付だったので、昼前にお祭りに行くかどうか悩んだんだけど、別にいいか……と思って流した。
また来年。
が、しかし。
受付していたら「歯医者も終わったし、お祭りの出店、見てこようかしら」と患者さんが言った。
院長は「今年の大阪焼き、まずまずでした。奥から何件目が一番美味しかったですよ」とこたえた。
「まぁ、じゃあいってくるわ!」
それをきいてから、大阪焼き(お好み焼きを丸い型に入れて焼いた物、と思われる。箸をでんでん太鼓のようにさしてあった……気がする。久しく見てないのでうろ覚え)が食べたくてしょうがない。
アポを見れば、8時半には終わりそうな気がする。
いつも休むあの子が今日も来なかったら8時終わり決定。
どうじゃ!
と時計見てたら、きおったよ。
いっつも来ないくせに、こんな時に来るとは、なんなんじゃ小娘がぁっ!(受付にあるまじき発言)
と、一人鬱々。
終わったの9時過ぎ。
出店、もう終わっとるやんか……。
べそべそしてたら院長が「まだ明かりついてる! やってるっぽいぞ!」と言った。
「9時までだけど、夜宮はもっと早く閉まる。明るくてももうダメだろ」
「わかんないぞっ。いってみなきゃあ!」
真っ白な帳簿と、計算待ちの金庫。
「行って大阪焼きこうてこいっ! 戸締まりはわしがしといちゃるけー!」
もう、何処の人か分かりません。
北国の人とは思えない言葉で院長をパシりにし、ぐだぐだと帳簿つけ。
しょんぼりした顔で院長が速攻戻ってきた。
「……も、しまってた……」
「……だろ」
「俺の夏祭りが終わってしまった……」
しょんぼり。
しゃーない、わしが患者から仕入れた情報を教えちゃるわ。
「来週、隣町の祭りらしいぞ」
「! じゃその時に買ってくるっ」
ぱぁっと笑顔。
「いつ?」
聞かれて、本気で「あ」と思った。
「……木・金……」
「行けないじゃないかぁっ!」
べそべそ。
大の男が待合室のソファーに倒れ込む。
自分もかなり大阪焼き逃したのが気になったが、院長がそこでぐでぐでしてるのみたら、どーでも良くなった。
多少悔しくても、悲しくても、ここまで大人は崩れちゃ行けない、と思った一日でした。
恐るべし……祭りの魔力……。
午後から受付だったので、昼前にお祭りに行くかどうか悩んだんだけど、別にいいか……と思って流した。
また来年。
が、しかし。
受付していたら「歯医者も終わったし、お祭りの出店、見てこようかしら」と患者さんが言った。
院長は「今年の大阪焼き、まずまずでした。奥から何件目が一番美味しかったですよ」とこたえた。
「まぁ、じゃあいってくるわ!」
それをきいてから、大阪焼き(お好み焼きを丸い型に入れて焼いた物、と思われる。箸をでんでん太鼓のようにさしてあった……気がする。久しく見てないのでうろ覚え)が食べたくてしょうがない。
アポを見れば、8時半には終わりそうな気がする。
いつも休むあの子が今日も来なかったら8時終わり決定。
どうじゃ!
と時計見てたら、きおったよ。
いっつも来ないくせに、こんな時に来るとは、なんなんじゃ小娘がぁっ!(受付にあるまじき発言)
と、一人鬱々。
終わったの9時過ぎ。
出店、もう終わっとるやんか……。
べそべそしてたら院長が「まだ明かりついてる! やってるっぽいぞ!」と言った。
「9時までだけど、夜宮はもっと早く閉まる。明るくてももうダメだろ」
「わかんないぞっ。いってみなきゃあ!」
真っ白な帳簿と、計算待ちの金庫。
「行って大阪焼きこうてこいっ! 戸締まりはわしがしといちゃるけー!」
もう、何処の人か分かりません。
北国の人とは思えない言葉で院長をパシりにし、ぐだぐだと帳簿つけ。
しょんぼりした顔で院長が速攻戻ってきた。
「……も、しまってた……」
「……だろ」
「俺の夏祭りが終わってしまった……」
しょんぼり。
しゃーない、わしが患者から仕入れた情報を教えちゃるわ。
「来週、隣町の祭りらしいぞ」
「! じゃその時に買ってくるっ」
ぱぁっと笑顔。
「いつ?」
聞かれて、本気で「あ」と思った。
「……木・金……」
「行けないじゃないかぁっ!」
べそべそ。
大の男が待合室のソファーに倒れ込む。
自分もかなり大阪焼き逃したのが気になったが、院長がそこでぐでぐでしてるのみたら、どーでも良くなった。
多少悔しくても、悲しくても、ここまで大人は崩れちゃ行けない、と思った一日でした。
恐るべし……祭りの魔力……。
PR
- トラックバックURLはこちら