ぐちぐち日記。

• 03/06/04:34

　夕食中にアホ子が帰ってきて、すぐさまお嬢のバレーのカバン（バレーボールを始めた。よく分からんわ……あんなにキーキー言ってピアノやらせてコンクールだの何だの言ってるクセに、バレーボールやるて……一番無茶だろ、その取り合わせ……どう考えても、危険だっつのよ）を開けて、お便りを確認している。
　コレは毎日のこと。
　何故かアホ子は（……アホだからな）、人様の家でランドセルでも何でも、お嬢のカバンを開けて全部を確認する。
　それも、通路のど真ん中で。
　邪魔やて……踏んづけてやろうか？　の気分ですけど、もうバカだから、とこっちが流すしか無い。
　まぁ、そんなバカはほっといて、そのお便りを読んだ時？　ぐらいに、お嬢がちょっと言い訳がましく「今日、ボールを配ってたけど、貰わなかった」と言ったのから始まった。
　というか、多分そこからだと思う。
　なんで貰わなかったの？　からどんどん腹を立てて、人んちの食器なのに雑にガチャガチャ音を立てて夕食のカレーを盛り始めた。
　こっちは食べ終わりそうなタイミングだったけど、ハッキリ言って気分が一瞬で悪くなる。
　だって家の中では危ないし、外ではボール汚くなるし……とか、ごにょごにょ言い訳してるお嬢。
　そりゃそうだ、怖いもの、アホ子。
　外だって何処でも出来るでしょ？　だってそれはもう体育館で要らないからあげますってボールなんでしょ？　廊下だって玄関だって出来るじゃ無い！
　既にここでもう声はヒステリック。
　耳に響く嫌な声。
　タダでさえ響く声なのに、うるせぇんだよ……。
　買ってあげた方が良いかなって思っていたから、貰えば良かったでしょう!?　それでっ、欲しいって手を上げなかったのは、誰？
　……私だけ。
　もうそこで、何かが切れたらしい。
　より一層物音立てて、イスに座り、ガツガツ食い始めた。
　うわ、もうヤダこの空気。
　廃棄予定のボール一つ貰わなかっただけで、なんでこんなに怒るの、このバカ。
　それに、あちこちでボール使って、壊しただの壊れるだの五月蠅いだの、言うに決まってるのよ。
　だからとりあえずお嬢に「お嬢は、後先考えて手を上げなかったわけね」と言ったが、多分、それが火に油を注いだんだろう。
　あたしの心の中にあった「バカじゃ無いの？」が見えてしまったに違いない。
　すまん。
　アタシは素直な人間のため、こういうバカには関わりたくないから黙っているが、口を開けば「バカじゃねぇの」と言ってしまう性格だと分かっている。
　返事も無く、ヤツの怒りが増した気がした。
　うわもう、面倒くさい。
　お嬢も兄も無ければ、こんなバカ、１時間かけてこてんぱんにして泣かせてやっても良い。
　というか、してみたい。
　１時間も要らないな。
　人間失格だ、と思うまでそのねじ曲がって伸びた鼻を粉々の粉砕して、顔にこすりつけてやりたい。
　お嬢はそこから、機嫌をとろうと今日あった出来事を話し始めたけど……多分かなりの脚色が混じっていたのだろう。
　最終的に「アタシが良いことをした」と言いたかったのだが、如何せん……友人や先生を悪役にし過ぎた。
　ブチギレたアホ子は、お嬢に詰問し始めた。
　本当の話なのか、ならばなんでそんな事になったのか、どうしてその時そんな事を言ったのか、どうして周りはそれをとめなかったのか、どうして周りは擁護してくれなかったのか、どうして擁護してくれた人もいたのに、してない罪をかぶったのか。
　２０分以上話してましたよ……バカじゃ無いの？
　聞く度お嬢がしどろもどろになっていくから、アタシは「……あぁ、それは罪をかぶったのでは無く、やらかしたんだな……」と思った。
　でも、やってないのに、とうっかりお嬢が言ったので、それを掴んで「やってないのになんで言ったの」から始まって、擁護してくれたのは誰か、擁護してくれたのに何故お嬢は罪を認めたのか、先生は何て言ってお嬢を責めたのか、だれが先生にお嬢がやったと言ったのか、等々……尋問か？　な口調で。
　しかもその最中には「やってないことをやった、って言うのは、良くないことなんだよ！　えん罪って言って、警察が良くやる手口なの！　やっただろうって責めて、やったかもしれないって気分にさせて言わせるの！　でもそれを認めたら終わりなんだから、認めたらダメなの！　そこでやってないって、どうして言えないの！」……警察……えん罪ばっかりじゃ無いと思うけど……。
　アンタ捕まったことあんの？
　そして尋問されたの？　詰問されたの？　そこで罪を認めなかったから出てこられたの？
　アタシそこにいるんだよ、そこに。
　それなのにその口調で、雑に扱われているのはうちの食器ですけど。
　それは何か、アンタのちょっとしか残ってない良い人は、何にも言わないわけ？
　もう口出したいけど、口出したらオオゴトになるから、口を出せない。
　明日行かなきゃならないしな……あいつ、人の逆鱗に触れたり。、人に関係無いことで怒った時は翌日ケロッとしているのに、ちょっとでも関わったら（口出しして相手の味方っぽくなった、とか）、とことんネチネチ・ネチネチ来るから、嫌なんだよ、もう……。
　タダでさえ「自分でやれよ、バカ」な雑用（この注文書FAXしておいてー、とか。アタシ今日、もの凄く忙しいんですけど。アンタ患者やってないから暇ですよね？　カタログ見てだらっとしてましたよね？　な感じとか。アンタが忙しそうにしていたならば「はい」と簡単な言えることも、アンタが暇そうで、かつ院長室でだらっとしているのを見れば「テメェで送れよ」って気分になる。ま、何処の開始矢でも射ると思いますけどね、ダメ上司って。でも、上司ですが、副院長ですからね……傾きますよ、上がバカだと、会社。係長とかある程度下の方の人ならともかく）を押しつけてくるのに、ここで口出ししてより一層の怒りを買うと、ある意味明日が無いので黙ってた。
　お嬢も黙っとけば良いんだけどな……どんどん言わなくても良い言い訳し始めちゃうからな……。
　泥沼。
　コレでお嬢が懐いてなければいいんだけど、所詮遺伝子レベルで母親なんで、何をどうしても母親責めれば母親を庇う。
　だから、黙ってる。
　余計お嬢が心的に重荷を背負っても困るし。
　だってなぁ……アタシは所詮一緒に暮らしてないけど、阿呆とお嬢は一緒に住んでるし、何より、一緒に寝てるしな。
　……助ける術はあるけれども、この場限りになるのは分かってるから、敢えて黙っておく。
（というか、なんで助けないんですか、とか怒られそうですけどね。今はまだ、最悪まで行ってない。そんな時にアタシが口出ししてもう二度とこっちには連れてきません、て事になると、彼女が本当にダメなときですら、ここに逃げ込めなくなるからだ。その辺りは、何となく分かるから、そのタイミングは一応きちんと計ってるつもりだ）
　色々こっちも覚悟しつつ黙ってるけど……気分悪いのは確か。
　とりあえずね……早く、○○ねばいいのに、とは思ってるよ。
　お嬢は泣くかもしれないけど、アタシはホント、今の内にいってくれればいいと思ってる。
　……誰か、やっちゃってくれないかな……飛行機落ちても、いきそうも無いからな……一人生存とかって。
　なんて事書いてるから、一部友人にはこのアドレス教えられん（苦笑・じゃ、書くな、という感じだが、書かなきゃ消化できない、こんなバカ女のことは……）。
　お嬢の髪に白髪を発見する……何本か。
　……オレもオマエが来てから一気に白髪が出た（１本ぐらいしか無かったのに）。
　しかも円形脱毛症にもなった。
　慰謝料レベルだと思うんだけどな、あのバカさ加減は（そのバカを相手にするからはげるのよ、という風に呆れてる自分もいる）。
　しかしそのバカ、母には勝てないと思ってるようで、母が風呂から上がって入ってきた途端、トーンが変わった。
　とりあえず、一度死んだ方が良いわ。
　あ、言っちゃった☆(∀｀*ゞ)ﾃﾍｯ

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• 05/01/23:48
• つれづれな話。
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