ぐちぐち日記。

• 03/04/19:36

　受付にいると、いろんな人の電話を受けるので、いろんな事に気をつけないと、と思ったりすることがあります。
　特に、自ら名乗ること。
　相手が患者でない限り、こちらが客であることが多いので（セールスとか、取引先の会社とか）、向こうの方が先に名乗ってくれたりします。
　が……相手が対等な場合、客でも患者でもない場合でも、名乗るのは必要で。
　名乗らず、以前そちらの受付にいた○○さんが現在働いている職場のものですが、というな名乗り方をされると、瞬間、カチッときます。
　しかも受付のものと知っていて、かなりのけんか腰の口調で、長々と話し始める時点で、イラッとし。
　こちらがやんわりと、今院長も副院長も出られないからそちらの電話番号と貴方の名前を教えてください、と言ったら「ちょっとまってください」と言って電話を待たされ、あげく、名前は名字だけで会社名無しで、電話番号も早口。
　何時までおられますか、と聞けば「５時半までいます」ときたもんだ。
　こちらからまたかけますから、何時が良いですか、って言ってきたから「そうですね、確実にお話しできるのは８時過ぎになると思います」と答えたら「は!?　８時ですか!?」と言われたことにもイラッとしたけど。
　……そらぁ、５時半上がりの管理職みたいな人には考えられない残業でしょうね。
　幸せで何よりです（怒）。
　で、アホ子に「今、ものすごくいらっとする電話来た。こういうの。５時半までいるから、電話かけてくださいって」て言ったら、アホ子、なんかアタシが酷い事言われたって思ったのか、ダッシュで院長室に向かって即電話してた。
　……ちょっとだけ、じーんときた。
　若干でも、大切にされてる気がしたから。
　でも、イラッとした顔で即帰ってきて「……今、席を外しております、だって。アタシがけんか腰で電話かけたから、ビビッて居留守使ったのかしら。そんなにヒマじゃないから何度もかけられません、って言ってやった」と言った。
　……こえー……アホ子、すぐ怒るしギャンギャン言うけど、あれ初めて聞いた人は、あの声の質（キンキンするの）と声量（いや、それほどでもないのか。響く声だから、か）に腰が引けるだろうな……。
　ま、あたしは再度思い出してイラッとしてますが……患者がいなかったら、間違いなくキレて言い返してた……間違いない。
　ていうか、余りに対応がおかしすぎる。
　なんか元従業員の彼女が、あの職場酷いんですぅーて言って「アタシがガツンと言ってやる」的な喋りに近かった気がします。
　……それはそれで、もっとイラッとするけど。
　ていうか、アタシ、職を転々としたことないし、何よりアタシ発行されたこと無いんだけど、源泉徴収票って退職したらすぐ出るの？
　それ、仕事終わって、はいお疲れ様、って言った瞬間「明日から来ません、やめます」って突然やめて、とっとと違う職場に行って（それも有給取って面接に言ってたらしい）、こっちの職場で貸借していた制服も全部持って行ったまんまで、そういえば多分保険証も返さないような人でも、即発行？
　ていうか、それっていつ退職にいったか分かったモンじゃないけど。
　保険証返さないで、雇用保険抜けてないからこっちでかけられません、てキレられるのもこっちのせい？
　いや、純粋にアタシはそーいうの疎くて知らないので（ていうか、美容師にそんな保険は無いから、国保のまんまで、各自好き勝手にかけるだけだし。今まで働いたところ、源泉徴収票出してもらったこともない……。今現在は専従者扱い（……あれ漢字違うかな。家族とか、経営者と近しい関係者がそこに住んで色々な恩恵を受けているから給料は少なくて良いの、っていう扱いの従業員のことなの、せんじゅうしゃ、て）だから普通とチョット違う。……ていうか……源泉徴収票に代わるようなものがあるから、自分の源泉徴収票、見た事１回しかない……兄の所の税理士さんからわざわざ送ってくれた奴。ちょっとビビッた。税理士さんがアタシに何のよう!?　みたいな……）、本気で分かんないんですけど。
　ていうか、……パート扱いで税金ひかれてるってのも分かんないなぁ。
　今までの職場。
　そんなに長く働いてないので、従業員というよりも、時給制のパート店員扱い。
　美容師なんてそんなものよ。
　何の保証もなく、１０時間ぐらい立ちっぱなしの過酷な仕事でございます。
　腕もさることながら、口が立たないとお客がつかない世界でございますのよ。
　ま、喋らない方が良い、て人もいるけれど、それでもただ無愛想に黙々と髪だけやってればいいてわけではなくて。
　視線は合わせていかないと、客は満足しないんだよね。
　下向いてやってるより、たまに鏡に映る自分をちらちら見ながらやってくれた方が良いでしょ。
　喋らないから楽なんじゃなくて、喋らないなら喋らないような接客も必要なのね。
　難しいのよ、接客て。
　言葉もさることながら、その人の表情、声の出し方、柔らかさ、などなど、言葉では説明できない微細な事柄・気配りが必要なのです。
　難しいね。
　だから、接客は大変なのです。
　これでいい、というのは無いから。
　上には上がいるから。
　そこで良いと納得したら、そこからは退化しかないから。
　面倒だなーと思いつつ、今日も頑張って頭を下げ、目尻も少し下げ、タイミングを計って挨拶や声を掛ける。
　最低限必要なことです。
　頭下げるのなんか、当たり前の話でございまして。
　でも下げる角度が深すぎてもダメで、浅いともってのほかで。
　あー、もう、ホントに面倒くせぇなぁ、という気持ちでいっぱいですが、どうやらアタシの接客は悪くないらしい。
　でも言葉遣いがダメなんだよなー。
　すぐに「大丈夫ですか」て言ってしまう。
　○○日でよろしいでしょうか？　いつもと違う○時なのですが。
　と聞いた時「いいですよ、それでも。なんとかなる……と思う」とか言われると「大丈夫ですか？　わかりました、ではそのお時間に」と言っちゃう。
　大丈夫、というのは「心配があるけれど、何とか可能である」という意味らしい。
　だから大丈夫ですか、と言うのは「本当に？　心配だけど出来るなら良いです」て言ってるみたいな意味になっちゃうらしい。
　よろしいですか、とか、ではそのように、とか言えば良いんだろうけど、どうにも失敗する。
　あと、○時は如何ですか、キビシイですか、と言ってしまう。
　……キビシイって何だ……（汗）。
　最近は何とか「難しいですか」と言えるようになってきた。
　とっさに出ちゃう言葉、ってどうしてああも直すの大変なんだろうなぁ……。
　困る。
　明日は金曜日。
　明日頑張れば日曜日は目の前だ！
　ていうか、土曜は楽にしたから、かなりいたわれるはずだ。
（ていうか、今日はなんか知らないけれどキャンセルいっぱい出て、８時前に患者が終わる、という前代未聞の状況になって驚いた。アタシ過去に１回しかないんじゃなかろうか……）
　明日、頑張るどー！

[0回]

• 12/03/23:59
• つれづれな話。
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